日勤のみのメリット・デメリット

介護職は色々な働き方ができるため、日勤のみで働くこともできる。日勤のみで働くメリットとしては、規則正しい生活を送れるので体への負担が少ないほか、プライベートを充実させられることがあげられる。夜勤の場合は夕方から深夜まで、深夜から早朝までなど不規則なシフトで働くことが多いが、日勤は朝から夕方までと一般職のようなシフトで勤務することができる。子供がいる人でも夜は一緒に過ごせるため、子育てしながらでも働きやすいのが特徴だ。

また、日勤はスタッフの数も多いため、仕事においての負担が少ないのもメリットである。要介護度が高い高齢者の身体介助も、他のスタッフと協力して行えるので介護職の職業病でもある腰痛や背中の痛みなどを予防できる。スタッフの人数が多いと、子供が熱を出したなどで突然仕事を休みたい場合も休みやすい。

日勤のみで働くデメリットとしては、夜勤手当がつかないため収入が少なくなることがあげられる。夜勤は月に4回から5回程度あり、夜勤手当の相場は1回につき5000円前後のため、日勤のみと夜勤有りの給料では2万円から3万円ほど差がついてしまう。ガッツリ稼ぎたい場合、日勤のみの働き方は不利である。そのほか、日勤のみの職場は夜勤有りの職場よりも少ないため、求人での競争率が高いのもデメリットである。特に、正社員で日勤のみの働き方を望んでいる場合、見つけるのは難しくなるだろう。日勤のみの求人は、正社員よりもパートで募集されていることが多い。